結構前に資金管理の記事で少し書きましたが今回は適正ロットの計算式に特化して書きます。
これをぱっぱと言えなく適当に低ロットだから大丈夫!ダウが崩れて無い所なのに損切り20ピップス固定だから大丈夫!と考えているなら機会損失になるかもしれないし危ないかもしれないのでこれを機会にチャチャチャっと覚えてしまいましょう。逆にこれさえ覚えれば退場の確率は格段に減り結果的に収益も上がります。
では
基本の計算式から
許容損失÷損切り幅=ロット
です。
初めに許容損失ですが、分かりやすいように例えばご自身が100万円あるとして、一回のトレードでの最大許容損失が2%なら2万円ですね
個人的な意見ですが最大でも2%をお勧めします。
そして損切り幅ですが
まずドル円、クロス円についてです。
例えばあなたが損切りを20ピップスに決めたら。
136.⑤00
140.⑦00
126.②00
と小数点の右の〇の数字の位が数十ピップスの位です。
すると損切り幅20ピップスなら計算式の損切り幅に0.2と入れます。
すると計算式は
20,000÷0.2=100,000
になました。が!10万ロットではありません。これは10万通貨なので
ご自身が使っている会社の1ロットでこれを割って下さい。
1ロットが1万なら10万割る1で10ロット、10万なら1ロットです。損切り幅が100ピップスなら損切り幅1で割ってさらにご自身の会社の1ロットで割って下さい。
ここまでは分かりやすいですね。
次はドルストです。
記事を書いてる時点でのポンドルの価格で説明します。
1.24⑧14なのですが一番右の4は1ピップス以下なので無視で。
小数点以下3つ目の⑧の位が数10ピップスの位なので先ほどと同じ20,000の許容損失、損切り幅20ピップスで計算してみましょう。
ここでの損切り幅は0.002になります。ここでこんがらがる方がいますが点の位置は違いますが桁自体は変わってないのですね。
クロス円でもドルストでも左から4番目が10ピップスの位なんですね。
クロス円の10ピップスは
135.②58の2ですね。
続けます。
ここで損切り幅が0.002と出たので計算式に当てはめます
先ほどの
許容損失で
20,000÷0.002=10,000,000になりますがそんな訳はありません。
これはドルストなのでその時点のドル円の価格で割ります
今時点で137円なので
10,000,000÷137=72,992になります。ここでまたあなたの使っている会社の1ロットの通貨で割って下さい。
1ロット10万通貨なら0.72になります。
次はその他です。
例えばポンドオージーです。
今1.87440です。
これもドルストと同じで左から4番目が10ピップスの位です。
ので考え方はドルストと同じですが、決済通貨(右の通貨)がオージーなので円に換算しなければいけないのでその時点のドル円で割るようにオージー円の価格で割ります。
正直言ってこれをぱぱっと出来るアプリはあります。
それでは何故話すかと言うと
例えばポンドオージーをポジたとします。これを知っていればオージー円も気しないといけないのが分かります。
ですから円が何らかの理由で強くなったり弱くなったら関係がなくチャートに変化は無いポンドオージーの損益に影響が直に出ます。
今日はこの辺で。
トレタカでした。👋