トレタカのFXブログ

FXでみんなが利益が出るヒントになればいいと思って書いてます。

手法とはを広義で勝手に定義してみました。

手法とはを広義で勝手に定義してみました。
皆さん大好きな手法の話ですがちょっと予想しているのとは違うと思います。もちろん僕も自分の手法があるし、日々のトレードで微調整していますが、皆様は手法を少し深掘りして考えた事がありますか?トレンドフォローでの押し目買い、戻り売り、ボリバン3σタッチで逆張りゴールデンクロスでロングなど人それぞれ色々ありますよね?手法はそれぞれですがそもそもその手法は貴方に合っていますか?時間的にも、精神的にも、金銭的にも。無理してずっとチャートに張り付いて神経磨り減らしてスキャルピングとかやってませんか?エントリーして損切りにあったらどうしよう、なんてエントリーする度にストレス持ってトレードをしてませんか?今月負け越してるから今回のトレードは勝たないとやばいな~なんて思ってトレードを、してませんか?
トレードをしてると様々な心理的バイアスもかかりますよね?でもその全てを廃除出来る心理状態でトレードが出来る手法が自分なりの手法だと思います。
その中にRRや、勝率、資金管理など考える事は沢山ありますが。
トレードをやっていれば勝ちもあれば負けもあります。その全部がトレードの一部です。ですからどんな事があっても動じない精神で機械的に出来きて稼げる手法が本当の手法だと思います。

損小利大を何も考えなくて実践してみたら、、、

今日は損小利大の大切さの話
プラスアルファ🙂
損小利大?はぁ~?そんなこっちゃ~あなたにに言われなくてもわかっるよ!でしょ?
でもねこんな実話があって。まず損小利大にならない大きな二つの理由は損切り出来ない、チキン利確だと思うのね。そこで昔、尊敬するトレーダーさんがブログで損切り出来なくて損大利小になっちゃうならまず損切りの練習をしようと書いてたのさ。その方法は朝コイントスして表なら最小ロットでロング、裏ならショート損切り10ピップスそしてひたすらホールド。もちろんただのコイントスで決めてるからそこに何も優位性はないよ。でも当時まだ素直だった俺は本当にやってみたのさ。口座も国内だったからスプレッド狭かったし、撰んだのはドル円、一番スプレッド狭いから。して確か100日はやったかな。
利確の位置は初心者なので計算値やらそんな知識はゼロだしとりあえずよく分からなかったけど、どんなに離れてても日足とかのサポレジにしてみたの。
結果は大概は割負ける。
でも時々すごく伸びて意外な事に最後はトータルでプラスになったのね。
ここで言いたい事は早めの損切りの大切さは勿論だけどFXは長い目で見てコツコツ同じ事をして感情に流されて狼狽せず、(負けてロット上げたり)トータルで考えようなんだ。
今月がどうのとかじゃなくて。
でも何も優位性がないのに早めの損切りだけでトータルプラスになるって事はここで何かしらの優位性を加味する、例えばトレンド出てるからそっちにポジるとかレンジをブライクしたからポジるとかチャートパターンこれだからこっちにポジるみたいな。こんな簡単な優位性を積み重ねてさらにそれをよく考えてブラシュアップして自分の物にしたらそれがみんなだけの手法になって利益は必ず残るよ。
でもシンプルな手法は凡庸で強いけど、確立するのかなり難しいけどね。その為に日々の振り返りからのPDCAなのね。

ウオルフ波動についての解説

ウォルフ波動は、FXのプロや上級者が使うチャートパターンの1つです。

チャートにウォルフ波動をもし発見できたら、勝率の高いトレードを実現することができます。(かも😊)

しかし、三角保ち合いやトレンドラインなど一般的なテクニカル分析と比べて、ウォルフ波動をわかりやすく解説した記事はあまりありません。

そこで今回の記事では、ウォルフ波動の引き方やエントリーと利益確定のポイントを解説します。

この記事を読んで頂くことで、ウォルフ波動を正しく理解し、実際のFXトレードで使うことができますよ。

 

ウォルフ波動とは

ウォルフ波動とは、現在のトレンドと反対の方向に強く推進するチャートパターンのことです。

ウォルフ波動は物理学の作用反作用の法則に基づいており、下降(または上昇)した波は、いずれ逆向きの力を受けることに関連しています。

つまり、ウォルフ波動を使ったトレードは、現在のトレンドとは反対の方向にエントリーする逆張りの手法となります。

ウォルフ波動の引き方

ウォルフ波動の引き方は、上昇の場合と下降の場合でそれぞれ下図の通りです。

上昇のウォルフ波動の場合、安値1→高値2→安値3→高値4→安値5と下降トレンドを形成した後、安値1と高値4を結んで引いたラインまで上昇が予想されます。

下降のウォルフ波動の場合も同様に、高値1→安値2→高値3→安値4→高値5と上昇トレンドを形成した後、高値1と安値4を結んで引いたラインまで下落が予想されます。

ウォルフ波動は三角保ち合いの類似パターンである「ウェッジ」を応用したものです。

ウェッジとは、同じ方向の2本のトレンドラインで形成される三角保ち合いのことで、通常の三角保ち合いとは異なります。

ウォルフ波動を使ったFXトレード手法

ウォルフ波動を使ったFXのトレード手法は極めてシンプルです。

ウォルフ波動のエントリーと利益確定

上昇のウォルフ波動の場合は、安値5で買いエントリーし、安値1と高値4を結んで引いたトレンドライン上にて利益確定を行います。

下降のウォルフ波動の場合も同様に、高値5で売りエントリーし、高値1と安値4を結んで引いたトレンドライン上にて利益確定を行います。

ウォルフ波動と似たような形に、上昇5波と下降3波で構成されるエリオット波動があります。

合わせて学習すると、波動の理解が深まるかと思います

ウォルフ波動の応用的なトレード

実際のチャートでは、ウォルフ波動の安値5や高値5が、トレンドラインを抜けてしまう場合があります。

そのような時は、「スイートゾーン」と呼ばれる手法を使うことで柔軟に対応できます。

上昇のウォルフ波動の場合、高値2と高値4を結んで引いた下降トレンドラインを平行に安値3に合わせて引きます。

すると、下図のスイートゾーン(黄塗)の領域が確認でき、この領域内で反発したポイントを買いで狙います。

下降のウォルフ波動の場合も同様に、安値2と安値4を結んで引いた上昇トレンドラインを平行に高値3に合わせて引きます。

すると、下図のスイートゾーン(黄塗)の領域が確認でき、この領域内で反落したポイントを売りで狙います。

ウォルフ波動のメリット

ウォルフ波動のメリットは以下の通りです。

ウォルフ波動のメリット

  • エントリーと利益確定のポイントが分かる
  • 利益確定の値幅が大きい

エントリーと利益確定のポイントが分かる

ウォルフ波動をチャート上に引くことができれば、どこでエントリーすればいいのか?どこで利益確定をすればいいのか?を容易に知ることができます。

また、それは同時に、損切りをどこですればいいのかも教えてくれます。

損切りはエントリーの根拠が崩れた地点でするべきなので、買いの場合は安値5の下、売りの場合は高値5の上の水準となります。

利益確定の値幅が大きい

ウォルフ波動は通常の三角保ち合いなどのレンジパターンと比べて、一回で狙える利益幅が大きいのが特徴です。

ウォルフ波動は当初のトレンド方向とは反対の方向にエントリーする逆張りの手法なので、リスクは高いですが、成功すればその分だけ大きな利益が見込めます。

また、先ほど説明した通り、損切りのポイントも明確なので、リスクを最小限に抑えてローリスク・ハイリターンのトレードが可能となるのです。

ウォルフ波動のデメリット

ウォルフ波動のデメリットは以下の通りです。

ウォルフ波動のデメリット

  • トレンドが続く可能性がある
  • ウォルフ波動を引くのが難しい

トレンドが続く可能性がある

ウォルフ波動を使ってエントリーしても、必ずトレンドと反対の方向に動くとは限りません。

そもそも、トレンドと反対の方向にエントリーする手法は高難度の手法であり、テクニカル分析の元祖である「ダウ理論」では、トレンドは明確な転換シグナルが出るまで続くとされています。

ウォルフ波動は、ダウ理論の大原則を無視した逆張りの手法なので、予想が外れた場合には、潔く損切りをすることは必須と考えましょう。

ウォルフ波動を引くのが難しい

ウォルフ波動は実際のチャートでは見つけるのが難しい問題もあります。

FXのチャートは、レンジ相場が7割、トレンド相場が2割と言われていますが、ウォルフ波動はトレンド相場において発生するパターンです。

また、トレンド相場でも、ウェッジのパターンにならないケースも多々あり、ウォルフ波動は頻繁に発生するようなパターンではありません。

なので、無理に見つけようとせず、他のチャートパターンの可能性も考えて、分析していくことが大事です。

ウォルフ波動のまとめ

ウォルフ波動とは、現在のトレンドと反対の方向に強く推進するチャートパターンのことです。

作用反作用に基づいており、ウォルフ波動を引くことで、逆張りのエントリーポイントと利益確定のポイントが明確になります。

ただし、必ずしもトレンドが反転するわけではない事や、チャート上で見つけるのが難しいデメリットがあります。

さらに、必ず利確目標まで届くとは限りません、その他の根拠と組み合わせて下さいね

トレタカでした😊👋

トレードの手法の1つとシナリオの立て方

 

今回はトレードの手法の1つとシナリオの立て方です。前提として僕の基本監視足は4時間足でトレンドフォローの順張りしかしません。なぜなら時間的に楽だし、ピップスを稼げるからです。でもその他の足でも大丈夫です。

そして大切にしている事は

・とにかくダウ理論

エリオット波動

MTF分析

です。

ダウ理論については6つの法則がありますが僕はダウについて詳しく書きません、なぜなら全てを覚える必要がないと思っているからです。(ダウさんご免なさい)しかし絶対に覚えるのは一つ!

(トレンドは明確な転換シグナルが発生するまで継続する)です。これは本当に重要。絶対に覚えて下さい。どんな手法でもこれが基本です。僕の大切にしてるエリオット波動の考えにも繋がるので。

そして僕はフィボナッチ・リトレースメントに-61.8を作ってます。それはのちほどお話します。

さて本題です。このチャートは6/8朝のポンド/オージーの4時間足のチャートですが、監視はしてましたが、よくよく考えたら22日にイギリスの政策金利発表があり、かつ利上げはほぼ決まってるらしいので発表後に再度考えます


。6/7に見ていたポイントはまず強い下降があります。そして強い下降は大概フイボ38.2まで戻り反発します。そしてフイボを引いたら38.2の価格が丁度青ラインの下降最後の戻りでした。ここで、この下降はエリオットの1波と考えてレンドラインを引き、青のランにコピペすると大体フイボ-61.8になりました。それだけです😀 エントリーは38.2でもいいですが安全なのは1波終点を越えたらです。

ついでにMTFについて。

もしこれが3波になったら下位足に落として含み益を使ってピラミッティングしてもいいと思います。僕は必ずやりますよ。4時間足以上の3波は強いからです。

さらに手法を何個か持っていればどんな相場にも対応が出来るようになります。

これから徐々に手法についての記事も書こうと思っています。今回のエリオットとかを詳しく、でも分かりやすく。

以上

トレタカでした。👋

FXで勝てない時のお勧め時間足

FXで勝てない時のお勧め時間足

トレードを始めたばかりの頃は、1時間足や5分足や15分足を使っての短期のデイトレードスキャルピングトレードをおこなう人が多いです。あなたもそうではないですか?

初心者の方でも、このような短い時間軸でのチャートで勝っている人も中にはいます。

しかし、どんどん変化していくチャートを前に何をしたらいいのかよく分からずにトレードをしてしまい、結果負けてしまっている人も多いですよね。そんなことで、ここでは「どのチャートの」「どの足を選べばいいのか」迷っている方へその答えをご紹介します。

 

初心者はまず日足と4時間足でトレードした方がいい

結論から先にいうと、初心者の場合は悩んでいたら「日足や4時間足で取引すること」をお勧めします。

大きな理由はひとつは、相場の方向性がある程度継続するからです。

初心者の多くは向き不向きに関わらず、短期に終了させるデイトレードや、日に何十回も取引を繰り返すスキャルピングを行って利益を取ろうとします。

おそらく短い時間軸である1時間足や10分足、そして1分足等を使った方が取引チャンスが増えると思っているのが原因だと思います。

しかし、刻一刻と変化する相場において、特に短い時間軸である「5分足」や「10分足」そして「1時間足」を使っても、どんどん変化していく相場状況についていけなくなってしまいのが落ちです。

次に判断時間に余裕が生まれるからです。

 

したがって、初心者に短期のデイトレードスキャルピングはお勧めできません

初心者に日足と4時間足のトレードを進める他の理由

初心者に日足と4時間足のトレードを薦める他の理由

上記で、初心者はまず日足と4時間足からトレードした方がいい大きな理由として、「判断時間に余裕が生まれるから」を紹介しましたが、実はまだあります。それは、

・長い時間軸のほうが情報量が多い

・負ける回数を減らせる

です。以下、詳しく見てみましょう。

チャートは長い時間軸のほうが情報量が多い

チャートは、長い時間軸のほうが情報量が多いです。当たり前といえば当たり前ですが、それに気づいている人はどこまでいるでしょうか。

1分足のチャートは、足1本がわずか1分間の情報しかなく、それが仮に200本のチャートとなってもわずか200分(3時間20分)分の情報に過ぎません。

これは、単に過去3時間20分の値動きはこうでした、という情報だけで相場の流れをつかむのには全然足りない情報です。

これが1時間足なら200時間分の情報になりますが、でもこれもわずか8日分の情報しかないので、流れをつかむには情報量は足りないですね。

次に、4時間足ならどうでしょうか。4時間足なら200本のチャートなら800時間分の情報量ですので、これなら33日分と1か月分の情報を網羅します。これなら流れをつかむことは可能かと思います。

なお、そもそもの話ですが、日足や4時間足で勝てないのに、それをデイトレードスキャルピングなら勝てるようになると思う思考が誤りであります。

日足や4時間足なら負ける回数を減らせる

次の理由は、「日足や4時間足なら負ける回数を減らせる」です。

多くの初心者の方は、取引回数が多い方が勝てるチャンスも多くなると勘違いしていますが、それは間違いです。

下手な鉄砲も数打ちゃ当たるはトレードにおいては当てはまりません。何度打っても下手な鉄砲では確率が50%でも当たらないのです。

仮に50%以上の確率で当てられたとしても、リスク管理が間違っていればトータルではマイナスになってしまいます。

これはすべての初心者が該当するわけではないですが、多くの場合、数を打ったところでトータルで勝つことは難しいです。

最初のうちで大事なことは、勝つための取引を目指すのではなく、あくまでも負けない(大きなマイナスを出さない)ための取引を目指すことです。

そのためにも、安易に何度も取引を繰り返すのではなく、情報量が多い日足や4時間足を使って、一日に1-2回以内のトレードで終わらせた方がいいです。

日足と4時間足以外は役に立たないのか?

日足と4時間足以外は約に立たないのか?

これまで、初心者の人は日足や4時間足で取引した方がいいということを説明してきました。では、日足や4時間足以外は役に立たないのか、ということです。

答えは、違います。役に立ちますです。

例えば「週足」は大きな相場の流れをつかむためにも、週に一度は確認しておきたいチャートです。また1時間足なら、4時間足で取引する場合のストップ(損失を限定させるための逆指値)で使用したりできます。

なお、日足で取引する場合は4時間足でストップをどこにするかの判断に使ったほうがいいですね。

日足と4時間足の流れが逆の時

日足と4時間足の流れが逆の場合はどうするのか?

最後に注意点をお伝えしておきます。
おそらく、日足と4時間足でトレードをはじめると、最初にぶつかる疑問は、「日足は上昇(下落)しているのに4時間足は下落(上昇)している」ではないでしょうか。

 

もし、このような疑問にぶつかった場合は時間軸の長い方に従ってください
なぜなら、時間軸の長い方のチャートの一部を切り取ったのが短い時間軸のチャートだからです。

まとめ

なかなか相場で勝てない場合に、デイトレードスキャルピングのようなどんどん変化していく相場でトレードし、無駄な売買につながる取引はやめましょう

そして、チャートも1分足や5分足、1時間足のチャートではなく、日足や4時間足を使って、ある程度方向感が継続しているトレードを試してみましょう

もし、短い時間軸と長い時間軸のチャートの流れが逆の場合は、同じ流れになるのを待つか、待てない場合は長い時間軸を優先させましょう

これだけでも結果は違ってきますので、なかなか勝てない方は一度試してください。

以上

トレタカでした😊

 

 

 

専業トレーダーはこんなポイントでチャートを見てる!。リアルトレード編vol1

専業トレーダーはこんなポイントでチャートを見てる。


今回はいつものブログとは内容を変えてリアルトレードを説明したいと思います

このチャートは今6月2日12:00現在のユロオージー実際の4時間足のチャートです。


見ていたのは黄色のライン黄色の〇二点のWトップです。緑の点線はボジションを持った所です。青い数字は獲得ピップスです。

考えていたのは黄色のラインでの反発が背になると思い下がってきた時点でこれはWトップになると判断してました。

そしていい感じに下がったのでネックライン少し前でショートをぽじりました(上の緑の点線)そしてネックラインを越えたのでピラミッティングをしました。そして握るつもりだったのでスワップを考えました。

極めてシンプルで誰でも知っていますよね?

その他も根拠はありますが長くなるので今日はこの位で

専業は凄い手法あるんじゃない?なんて考えてる方もいらっしゃるとは思いますがそんな物はありません。

皆様がすでに持ってる知識を使っているだけですよ

基本は長い時間足で見る事です。

それが大局だからです。

以上

トレタカでした😊

 

 

 

FXのダマシとは?回避方法や発生原因・メカニズム、見分け方、典型例を解説

FXのダマシとは?

ダマシとは、チャート分析などで得られた結論とは異なる方向に相場が動いてしまうことです。
英語でも「fakeouts」と呼ぶように、「騙された!」「嘘だろう?」「そんなはずはない!」というような、意表をついた動きをします。
チャートのセオリーを裏切る動きですから、どんなに経験を積んだトレーダーでも、完全に回避するのは不可能です。

よく見られるダマシは、例えば下記のようなものです。
重要なラインをブレイクアウトしたのでエントリーしたが、そこから反転して再びラインの中に戻ってしまった、という結果になります。

一旦はセオリー通りに動いているのが厄介です。
「想定通りだ」と思ってエントリーしたのに、あっさり逆方向に反転しています。

エントリーした位置によっては大きな含み損を一気に抱える危険もあるでしょう。
ダマシはまさにトレーダーの大敵です。
しかも、あたかも詐欺に遭ったような気持ちになってしまうことから、精神的なダメージも残ります。
できる限り回避し、仮に遭遇した場合でも、被害を最小限に留めなくてはなりません。

記事が長いので結論から🤣

究極のダマシを回避するには監視足より上位足での確定を待ってエントリーする事です。

15分足でダマシでも1時間足ではただの髭です。

より深く知りたいのでしたら是非読んでみて下さい。

 

 

ダマシの典型例・パターン


ダマシが起きやすいのは、レジスタンスやサポートラインの近くです。
これはラインをブレイクを使ったエントリーに対し、予測を裏切ることを意味します。

では実際に、ダマシにはどのような形があるのかを見ていきましょう。

  1. ラインのブレイク点で騙される
  2. インジケーターが騙される
  3. チャートの形状分析が騙される

ダマシのパターン①ラインのブレイク点で騙される

 

  •  

レンジ相場で価格がレジスタンスラインを上抜けする

・上方向にブレイクアウト判断してエントリー

  • ・上方向にブレイクアウト判断してエントリー
  • ・しかし、そこから反転して下落し、ラインの中に戻ってしまう
  •  
  • 同様に、サポートライン側で起きるパターンもあります。

・レンジ相関で価格がサポートラインを割り込む

・下方向にブレイクアウトしたと判断してエントリー

・しかし、そこから反転して上昇し、ラインの中に戻ってしまう

このような形になります。
角度が異なるだけで、トレンドや三角持ち合いの相場でも、同じようなダマシは発生します。

下図は、下降トレンド中におけるダマシの例です。

ここを起点にしてトレンド転換にまで至っていることが分かります。
上昇トレンドでも、高値圏での動きには注意が必要です。

価格が伸びたからと言って追いかけるのは危険であり、トレンド中のエントリーは、押し目買いや戻り売りにしぼりましょう。

ダマシのパターン②インジケーターが騙される

ダマシは多くの人が注目するライン際で起きることが多いのですが、その他のテクニカル分析によるサインも、ダマシの対象となります。

例えば移動平均線では、ゴールデンクロスデッドクロスが完成すると、トレンドの方向性が生まれると見なされるでしょう。
しかしその直後に、そうした期待を裏切ってしまうこともあります。

図ではゴールデンクロスが生じた直後に下降に転じており、サインを信じて買い注文をした場合、損切りに追い込まれていたでしょう。

ダマシのパターン③チャートの形状分析が騙される

チャート分析では、ラインやインジケーターに加え、値動きの形状も利用されます。

例えば、価格がジグザクに動くことに注目するダウ理論では、価格の切り上げや切り下げが重視されます。
直近の安値や高値を更新したらそのまま価格が伸びると判断しますが、そこから反転してくるケースも見られるのです。

上図では高値を切り上げながらトレンドが進行しており、赤丸の部分でも直前の高値を更新しています。
しかし直後に下落に転じてしまいました。

 

ダマシが発生する原因やメカニズム

 

こうしたダマシは、なぜ発生するのでしょうか?

ダマシはチャートを見ている多くのトレーダーの「こうなるはずだ」という予測を裏切り、時に大きな損失を与えます。
しかしそれは同時に、その反対で利益を得ている誰かがいるということです。

ダマシは自然発生的に起きることもありますが、人為的に引き起こされることもあります。
それは機関投資家などの大口トレーダーが、市場に大量の資金を投入することで起きるのです。

ここではダマシが生まれる背景を解説します。

  1. 大口トレーダーによる人為的なダマシ
  2. 自然発生的なダマシ
  3. 複数の売買サインがダマシにつながることもある
  4. 上位の時間足にダマされることもある
  5. 上位の時間足のラインや移動平均線を確認する
  6. 大口トレーダーによる人為的なダマシ

  7. まず、分かりやすい例として、レンジブレイク付近での動きを見てみましょう。

 

過去に何回か、同じレジスタンスラインで価格が反発している場合です。
再び価格がラインに近づくと、今度はどのような動きをするか多くのトレーダーが注目します(①)。

そこで大口トレーダーが「買い」を入れて価格を吊り上げ、ブレイクアウトを誘導しました。
この場合、抜けた方向にエントリーするのがセオリーですから、一般のトレーダーも「買い」を入れます。
すると一瞬で価格が上昇し、さらに追従する買いも増えるでしょう。

それを確認した大口のトレーダーは、ポジション」を解消して最初の利益を確定させます。
そして今度は、大量の売りを浴びせます(②)。

この売りによって価格は反転し、買いでポジションを建てた一般のトレーダーたちも「騙された!」とばかり、追従して売りに走ります。
すると価格の下落はさらに進んで、元のラインの方向に戻っていきます(③)。

ここで早めに利確や損切りをすれば、ダマシの影響は浅くて済むでしょう。
しかし再び価格が上がることを期待し、ポジションを持ち続ける人も多いはずです。
それでもいよいよラインを割り込んで行くと、その付近に設定されていた指値損切りも巻き込み、売りが急増していきます。

結果、価格は大きく下落して行くと同時に、先ほど仕掛けた売りポジションを決済することで、大口トレーダーは大きな利益を手にするのです(④)。

このように、ブレイクアウトを見て買いに走った人が含み損を抱え、慌てて損切りすることで急激な価格変動を伴うダマシが発生します。

自然発生的なダマシ

ただ、全てのダマシが人為的というわけではありません。
むしろ小さなダマシは日々、頻繁に発生しています。

先ほどのようなライン際では、買いポジションを持っている人の一部は、価格が反発すると見て売り注文を出します。
あるいは、新規で逆張りエントリーする人もいるでしょう。

一方、少しでもブレイクアウトの徴候が見えれば、買い注文に出る人もいます。
売りポジションで含み損を抱えていれば、安全策を取って、早めに損切りするケースもあるでしょう。

このように、ライン際では常に買いと売りとの攻防が生まれる余地があります。
そこでブレイクさせる方向(この場合は買う側)が強いと、価格がラインを飛び出るのです。

通常は、ブレイクアウトの勢いに飛び乗る新規買いと、慌てて損切りに走る勢力が相まって価格が伸びます。
しかし売りの勢いが残っていると、伸びかけた価格の頭を抑えるように、逆張り注文が続きます。
それにより少しでも価格が戻ると、「このブレイクアウトはダマシだったのではないか?」という疑念が湧くでしょう。

実際に人為的なダマシがなくても、多くの人がダマシが仕掛けられたと疑うことで、結果的に同じような動きが発生するというわけです。

複数の売買サインがダマシにつながることもある

大きく見ればダマシではないが、自分から見たらダマシになっている、という現象もよくあります。

例えば、エントリーを決める際に各種のインジケーターを使う人は多いでしょう。
しかしサポートラインなどの指標と違い、インジケーターは種類ごとにサインの出方が違います。
それどころか、同じインジケーターでも設定数値によってチャートへの反応が変わるでしょう。
 移動平均線などは、設定の異なるラインを複数表示させるのが前提になっているほどです。

その結果、自分のチャートでは「買い」のサインが出ていても、他の人のチャートでは「売り」サインが出ていることもあるでしょう。
自分が買った後に、多くの人のチャートで「売り」だと表示されたら、そこで大きく買われて価格が反転してしまいます。

上位の時間足にダマされることもある

注意が必要なのは、異なる時間足でのチャートです。
特に上位の時間足のチャートは、常に確認する習慣を付けておかねばなりません。

多くの場合、下位の時間足は最終的に上位の時間足に従った動きをします。
目先のチャートが下落に向かっていても、長い時間足が上昇傾向にあれば、やがて価格は上昇に転じる可能性が高いでしょう。
各種のラインや指標も同様です。

例えば目の前のラインを抜けて価格がブレイクアウトしても、上位の時間足ですぐ上に強力な水平線がある場合、価格がそこで跳ね返される可能性が高いでしょう。
大きな目線で見ればセオリー通りの動きですが、目の前のチャートしか見ていないと、上がると思った価格がダマシにあったように見えてしまいます。

ダマシを回避する方法

ダマシは予見するのが難しいので、確実な回避策も中々ないのが現実です。
しかし、どこでどのように起きるかはパターン化できるため、ダマシに遭う確率を下げることはできます。
ここではダマシを回避するために覚えておきたい方法を、様々な観点から紹介していきましょう。

  1. エントリーのタイミングを遅らせる
  2. トレンドと逆方向へはエントリーしない
  3. ダマシの少ない時間帯を狙う
  4. 様々な指標を使った見分け方
  5. 相関関係にある通貨をチェックする
  6. 一気に利益を狙わず、エントリーも小分けにする
  7. ダマシの多い通貨ペアは避ける
  8.  

エントリーのタイミングを遅らせる

人為的にしろ自然発生にしろ、ダマシの被害を大きくするのは、損切りも巻き込みながら発生する急激な価格変動です。
つまり、この変動に巻き込まれないことが、ダマシを避けるための大原則となります。

そのため最も効果が高いのは、その時間帯は一切の取引注文を行わないということです。
関わらなければ利益を生まない代わりに、損失を出す危険もありません。

具体的には、価格がラインをブレイクアウトしたり、ラインで反発した直後に飛び乗らないということです。

特にブレイクアウトの直後は、価格が一気に伸びていくことが多いため、反射的に追いかけエントリーしてしまう可能性があるでしょう。
すると伸び切ったヒゲの先で約定し、次の瞬間からひたすら含み損が膨らんでいくという結果にもなりかねません。

ブレイクアウトしても多くの場合、価格は一度は反転して元のライン方向に戻ってきます。
そのままラインを抜けて戻ってしまえば、「ブレイクアウトはダマシだった」という結果となり、無事に回避できたことになるでしょう。

ダマシでなかった場合は、ライン付近で反転し、ブレイクした方向に再び伸びていきます。エントリーは、それを確認してからでも遅くはありません。
トレンド相場の場合は、ここが「押し目買い」や「戻り売り」のチャンスです。

最低でも、ブレイクアウトした時間足が閉じるまでは待ちましょう。
急激なダマシの場合ヒゲだけ伸びて、時間足が閉じた時には元の値段以上に戻ってきてしまうこともあります。

 

トレンドと逆方向へはエントリーしない

即効性があり、しかも実行が極めて簡単なのが、トレンド方向を意識するということです。

ダマシが上下どちらの方向に起きるか、確率的に明確な違いはありません。
上昇トレンドであっても、下方向へのダマシが起きてしまうことがあります。

しかし例えば相場が上昇している場合、売りでエントリーしても、取れる利幅はあまり期待ができません。
しかもダマシに遭う可能性は、上方向に抜けた場合に比べて減るわけでもないのです。

危険性は変わらないのに、期待できる利益が少ないのなら、無理してエントリーする必要はないでしょう。

上図では下方向にダマシが発生していますが、トレンドは明らかに上昇傾向ですから、安易に乗らないようにしましょう。

その際、上位足も確認し、ともに同じトレンド状態になっていることを確認すると確実性が高まります。

ダマシの少ない時間帯を狙う

実はダマシには、発生しやすい時期や時間帯が存在します。
一言にすると、参加しているトレーダーが少ない反面、相場が適度に動いている時が危険です。

裏返しにすると、多くのトレーダーが参加し、相場が落ち着いている時を狙いましょう。
そのような状態の時は、ダマシに遭う確率が下がります。

これは特に、大口トレーダーによる人為的なダマシを避けるために有効です。
なぜなら市場での取引量が少ないほど、同じ資金でも与える影響が相対的に大きくなります。
それはつまり、参加しているトレーダーの数が少ない時です。

また、一定の値動きがあれば利益を獲得するチャンスが生まれますが、そもそも値動きが少ないと利益も得にくくなります。
資金を投入しても相場が動かなければ、ダマシの効果は出ないでしょう。
もとから動きのある中で、特定方向に誘導してこそ、ダマシをする意味があるのです。

このように大口トレーダーにしてみれば、どうせ仕掛けるならば参加者が少なく、相場に動きのある状態を選ぶでしょう。

相場への参加者が少なくなるのは、夏季休暇やクリスマスシーズンなどがあるでしょう。
相場に動きが出るのは、雇用統計などの重要な経済指標の発表前後が考えられます。
また東京時間よりも、欧州時間やニューヨーク時間の方が値動きが大きくなりがちです。
特にロンドン市場では投機筋が参入し、東京時間からの参加者に仕掛けを行う動きがあります。
こうした中では、ダマシへの注意が必要です。

一方、相場参加者が多いタイミングとなるのは、時間帯としては欧州や米国市場が開いた直後などが考えられます。
相場に動きがないのは、東京時間などがあるでしょう。
日本人の性格もあってか、価格が伸びると逆張りをして、価格を平均方向に戻す動きがよく見られます。
こうした中での取引であれば、ダマシに遭う確率を相対的に下げられるはずです。

様々な指標を使った見分け方

特定の指標に頼っているとダマシに遭う可能性が出てきてしまうと、先ほど説明しました。
ならば、あらかじめ自分でも複数の指標を使っておくことが、回避策になるでしょう。
特にブレイクアウトに関わるラインとインジケーターの組み合わせはおすすめです。

トレンド系のインジケーターで有名なのは、移動平均線ボリンジャーバンド一目均衡表 などです。
オシレーター系のインジケータでは、RSI・MACDストキャスティクスなどがよく使われます

上記はRSIを表示させたチャートです。
サポートラインを割り込んだ時、RSIでは買われすぎのラインに抵触しています。
つまり反転してくる可能性があるため、ひとまず静観しておく方が安全です。

また、複数のインジケーターで評価すると確実性が高まります。

例えば移動平均線で「売り」のサインが出ている時に、ボリンジャーバンドやRSIなどでは、どのようになっているかを見てみましょう。
エントリーを決めるための根拠は、多ければ多いほど確度が高まります。

相関関係にある通貨をチェックする

世界の経済は連動しているため、異なる通貨であっても似たような動きをすることがあります。

例えば、オーストラリアとニュージーランドは隣国で経済的にも関わりが深く、どちらも資源国であることも共通項です。
そのため通貨の動きも似通っており、豪ドルが上昇するとNZドルも上がりやすくなります。
つまり「AUD/JPY」と「NZD/JPY」などを比べることで、ダマシの回避に役立つのです。

実際に同じ時期のチャートを比べてみましょう。

 

 

上が豪ドル、下がNZドルです。
非常に似ていることが分かるでしょう。

「AUD/USD」がレンジブレイクした時、「NZD/USD」も同じような動きを見せていれば、そのブレイクの信用性は高まります。
しかし「NZD/USD」が逆方向に動いていたら、そのブレイクはダマシであるという可能性が出てくるでしょう。

豪ドルのチャートの冒頭を拡大したのが下図です。

 

赤丸部分でラインをブレイクしています。
しかし、このまま伸びていくのかダマシになるのか、この時点では明確に判断できません。

では、NZドルはどのようになっているでしょうか?
下図は同じ時期を拡大したものです。

赤丸は豪ドルチャートと全く同じ時間を指しています。

すでに上方向に離れて行っているため、豪ドルもNZドルに追従していくであろうと予測できるでしょう。

関係性の深い通貨としては、他にも経済圏が近い米ドル(USD)とカナダドル(CAD)、日本円(JPY)と香港ドル(HKD)などがあります。
またユーロ(EUR)と英ポンド(GBP)やスイスフラン(CHF)も相互に確認しておくと良いでしょう。

気に利益を狙わず、エントリーも小分けにする

ダマシは時間的には、非常に短い時間で完結します。
そのためエントリーを遅らせることが対策になるのですが、そもそも短時間で一気に利益を狙うこと自体が、ダマシに遭いやすい原因です。

短期的な取引に偏らず、中長期の目線で取引するほど、ダマシに遭う可能性は減っていきます。
細かい値動きに一喜一憂していると、ダマシの動きにも引きずられてしまうでしょう。

また、一気にまとめてエントリーするのもリスキーです。
最初から何回かに分けてエントリーすれば、仮にその1回目や2回目でダマシに遭っても、残りの資金は保全できます。
逆に値動きに怪しい点がなく、ダマシではないと確認できれば、残りのエントリーを安心して行えるでしょう。

同じライン上での値動きを過去のチャートで確認する

チャートの値動きは、同じような場所で、同じように繰り返される傾向があります。
レジスタンスラインで価格が何回も反発するように、ダマシも過去に、似たような動きをしている可能性があるのです。

そうした場合、この先も同じようなダマシが再現される見込みは高いでしょう。
様々な原因でダマシが生まれやすい環境になっているのかもしれませんし、過去の成功に味をしめた大口トレーダーが、同じ手口を繰り返しているのかもしれません。

いずれにしても過去のチャートを分析することで、ダマシが出やすいかどうかを推測することは可能です。
そうした場所では、警戒を怠らないようにしてください。

上位の時間足のラインや移動平均線を確認する

ダマシの原因でも説明しましたが、エントリーのために見ている時間足のチャートでは意外な動きであっても、上位足で見れば納得できるケースも多いものです。
特に各種のライン取りは、短い時間足では把握できない部分があります。
長期的な視点で引いたラインは、常に参照するようにしておきましょう。

また見逃せないのが移動平均線す。
「どうしてここで反転するの?」という、下位の時間足のチャートでは何も指標のない所で、謎の動きを見せることがよくあります。
しかし上位足を見てみると、移動平均線にピタリと接触し、そこで綺麗に折り返していたというケースが多いのです。

ダマシの多い通貨ペアは避ける

大口トレーダーの動向として、市場に参加者が多いと資金に対する効果性が薄れるため、比較的ダマシが起きにくくなると説明しました。
これを通貨ペアで考えると、米ドル/日本円などは取引規模が極めて大きいため、一部の人間の思惑通りにはなりにくいと言えます。

逆に、取引量が小さな通貨ペアは、人為的なダマシのターゲットになってしまう危険があるでしょう。
そうした通貨ペアはもともと値動きが激しいことが多いため、ますます旨味が生まれてしまいます。

例えばトルコリラやメキシコペソは、高金利通貨として人気ですが、ダマシの仕掛けには注意が必要です。

ダマシに遭ってしまったときの対処法

様々な回避方法を試してみても、残念ながらダマシに遭ってしまうことはあるでしょう。
そうした場合、いかに損失を最小限に留めるかが重要です。
ダマシに遭ったと気づいた時点で、最適な対応を取らねばなりません。

そこで最後に、ダマシに遭ったらどうしたら良いかをお伝えします。

  1. 適切に損切りをする
  2. ポジションの一部を決済していく
  3. ダマシを利用してエントリーする
  4. 適切に損切りをする

  5. 何はともあれ「ダマシだ!」と気づいた時点ですべきことは、損切りです

    予想外の値動きに直面すると、思考が一瞬止まってしまうこともあるでしょう。
    認めたくないという反発や焦り、損失を出したくないという思いから、損切りへの抵抗も生まれます。
    また元の方向に戻るだろうという、根拠のない希望を抱き、ひたすら「戻れ、戻れ」と祈り続ける人もいるかもしれません。

    その結果損切に踏み切れないまま、時間が経過してしまうことが多いのです。
    そうではなく、ダマシに遭ったら躊躇しないで、すぐに損切りしてください。
    一度勢いの付いた流れは簡単には戻ってきません。
    損切りを先送りするほど、損失は大きく膨らんでいくでしょう。

    ポイントは、ダマシにあった事実を認め、平常心を保って冷静に判断することです。
    感情的になって根拠のない取引をしてしまうのは、損失の元です。
    早めに損切りをして、次のチャンスに備えましょう。

  6. ポジションの一部を決済していく

  7. ダマシを利用してエントリーする

  8. 不幸にもダマシに遭ったとしても、それを利用してチャンスに変えることも可能です。
    特にダマシと関係するようなエントリーをしていない場合、直接的な損失は出ていません。
    そのため上手くいけば、そこそこの利益を残すこともできるでしょう。

    方法は、ダマシの切り返しに合わせて、同じ方向にエントリーするだけです。
    特にヒゲが大きく伸びている場合、同じスピードで全戻しとなり、そのまま方向性が変わっていくこともよくあります。
    その動きに合わせる形でエントリーすれば、成功する確率は十分あるでしょう。

    以上トレタカでした😊

     

     

 

 

 

 

 

 

これでもう大丈夫チキン利確攻略法!

 

FXで誰もがぶつかる困難な壁のひとつ『チキン利食い』。

もし、チキン利食い克服する方法があるとしたら、あなたは知りたいですか?

今回は、FXでチキン利食いをしてしまう理由・原因とその克服方法について詳しく解説しながら、さらにチキン利食い対策用のトレード手法(決済ルール)も紹介していきます。

この記事を読むことで、チキン利食いを克服する具体的な方法を知ることが出来ます。

 

1チキン利食いとは?

チキン利食いとは、含み益が無くなるのを恐れて、事前に想定しておいた利食い条件を満たす前に利益確定してしまうことです。

  • 「このレートに到達したら利食いをしよう」
  • 「反転のシグナルが出るまではホールドするぞ」

──そう決めておいたはずなのに、ポジションの含み益が減っていくのに耐え切れず、早々に決済のクリックをしてしまうのです。

つまり、感情的になって小さな含み益で利食いしてしまうのが、チキン利食いです。

利食いは難しいといわれており「自分は利食いが下手だ」というトレーダーは多いですが、その難しさの背景にはこうした感情面での問題が存在しています。

1.チキン利食いには「偽りのメリット」がある

チキン利食いのやっかいなところは、一見するとメリットもあるということで、これがあるため、FXでなかなかチキン利食いをやめられないという難しい側面があります。

チキン利食いの「偽りのメリット」

  1. たとえ薄利(小さな利益)だとしても“利益”には違いないので、証拠金が増える喜びがある。
  2. 含み益だったポジションが建値撤退や損切りになってしまうリスクを避けられる。
  3. 資金をリスクにさらす時間を少なくすることが出来る(短期決戦でトレードを終わらせられる)。
  4. etc…

しかし、こうしたメリットに味を占めてFXでチキン利食いを繰り返していると、トータルでは損切りによる損失が上回っていき、良くてもトントン(プラスマイナスゼロ)の状態が続くのが関の山となります。

そして大抵は「コツコツドカン」になって、大きなマイナスを抱える結果に終わってしまうものです。

利益が失われる恐怖におびえてチキン利食いをし、損失が確定される恐怖から逃げようと損切りを引き延ばしていると、自然と小さな利益と大きな損失が積み重なっていくため、どう考えてもプラスになりようがありません。

このようなチキン利食い(=下手な利食い)をしている限りは、FXトレーダーとしての成功は難しいですから、できるだけ早い段階で対策をしていく必要があります。

2「連想」という、やっかいな心理的仕組み

チキン利食いを解決していく上で、まず理解しておかないといけないのは、「連想」という心理的な仕組みのことです。

連想とは、似たようなものを無意識のうちに関連付けて、それらを同じようなものとして捉えることです。

目の前のものを一々じっくりと観察して検討するよりも、「あ、これ見たことがある」「知っている」という風に、“過去と同じもの”として扱ってしまう方が素早く判断できますし、何より楽になります。

これは一種の「脳の省エネシステム」であり、こうすることで迅速に目の前の状況に対応することが出来るため、人類が進化していくなかで「大切な仕組み」の一つとして脳に組み込まれていきました。

1.個別の出来事を一緒くたにしてしまう問題

しかし、こうした心理的な仕組みは、往々にして日常生活の中では困った問題を起こしがちです。

例えば子供の頃、犬に噛まれた経験があると、その後は犬を見ただけで「噛まれる危険」を連想して恐怖に襲われてしまう──というケースがよく知られています。

周囲がいくら「噛んだ犬はたまたま機嫌が悪かっただけで、人懐っこい犬も多いよ」といっても、聞く耳を持たないでしょう。

こうした過度の一般化が、“連想”という心理的な仕組みがもつ問題です。

目の前の犬を、個別の「その一匹の犬」としてではなく、「犬」という大きなラベル(属性)で一緒くたに捉えてしまうのです。

そのため、次に犬が目の前に現れたときには、「それは犬である」というラベルがトリガー(引き金)となって過去の嫌な記憶が引き出され、激しい恐怖を感じることになります。

つまり目の前の出来事そのものに対して恐怖を感じているのではないということです。過去の「あの怖い犬」を連想して、無意識に未来を決めつけて怯えてしまっているのです。

このように、本来は個別のものに対して、一緒くたに同じ反応をしてしまうのが「連想の問題点」です。

このことを踏まえながら、さらにFXでのチキン利食いについて見ていきます。

3FXでチキン利食いをしてしまう理由・原因

FXでチキン利食いをしてしまう背景には、「チキン利食いをして良かった体験」と「チキン利食いをしなかった後悔」という、それぞれの強い記憶があります。

チキン利食いの背景にある「二種類の記憶」

  1. 「チキン利食いをしておいて本当に良かった!」という、安堵と嬉しさの記憶。
  2. 「あのとき利食いをしておけば良かったのに……」という、苦しみと後悔の記憶。

──これらの記憶が原因となって、ポジションを持ったときの特定の値動きが「あのときの場面」と同じに見えてくるのです(連想してしまう)。

こうして、その特定の値動きがきっかけになって、「チキン利食いをするべきだ!」という感情に飲み込まれてしまうのです。

本来、目の前の値動きは過去の値動きとは何の関係もないのに、連想によって無意識のうちに「あの時と同じだ!」と思ってしまい、頭の中は「チキン利食いしなくちゃ!」という気持ちで一杯になり、感情が激しく揺さぶられてしまうというわけです。

こうなってしまうと、冷静な判断など望むべくもありません。

1実は無自覚なだけで、チキン利食いでメリットを得た記憶を持っている

もしかするとあなたは、「チキン利食いをして良かったと思ったことなんて一度もない!」というかもしれません。「それなのにチキン利食いで苦しんでいるんだ」と。

しかし、ここには巧妙な心理が働いているのです。

FXでポジションが含み益になって、その含み益が減っていくのを目の当たりにすると、それがまだ含み益なのにもかかわらず、トレーダーはそこに「自分のお金が失われる恐怖」を感じてしまいます。

そんなとき、チキン利食いをしてポジションを手放して(決済して)しまえば、この恐怖から逃れることが出来るのです。

この誘惑に負けて「恐怖から逃れられた!」という喜びを感じると、その結果として──

  • 「チキン利食いをして良かった!」
  • 「チキン利食いをすれば、いつでも助かる!」
  • 「しかも利益が手に入る!」

──という経験(好ましくない記憶)をもつことになるのです。

こうした内容に心当たりがあるのなら、あなたもFXで「チキン利食いをして良かった」という経験をしているということです。

4.チキン利食いを克服する方法

チキン利食い対策用の決済ルール

目の前の値動きがきっかけ(引き金)になって起きる連想によって、チキン利食いをしたい感情に襲われてしまう──。

FXでこうした連想に振り回されないためには、どうすればいいのでしょうか?

1.「悪い連想」を「良い連想」へ置き換えていく

正しい行動をしても利益を失うことがあり、誤った行動をしても利益になることがあるのが、FXの難しいところです。

チキン利食いも間違った行動のはずなのに、それによって利益を得られてしまいますし、その場では「上手くトレードできた」という気持ちになってしまいます(すぐに後悔することになりますが)。

その体験がさらに悪い連想を強化していくことになるため、どこかでこの連鎖を断ち切らなければいけません。

こうした悪い連想を無くすには、それを「良い連想で置き換えていくこと」が効果的な対策になります。

2.「良い連想」への置き換え方

悪い連想を良い連想に置き換えていく方法は、とてもシンプルです。

チキン利食いの引き金になっていた状況(値動き)が現れたら、これまでとは違ったトレード行動を取って、これまでとは異なる体験(記憶)を得ていくようにします。

具体的には、チキン利食いをしたい感情を部分的に満たしながらも、ポジションをホールドし続ける体験をしていきます(詳細な決済ルールは、この後解説します)。

こうして実際にホールドし続けた場合の結果を体験して、引き金となる値動きによって連想されるものを、徐々に変えていく(上書きしていく)のです。

このような取り組みを続けていくことで、これまでなら「チキン利食いすべき値動きだ!」と連想してしまっていた値動きに対して、「ホールドし続けたほうが得だ」と徐々に思えるようになっていきます。

3いきなり理想的な解決を求めない

チキン利食いを解決するポイントは、「これまでの連想から生じる感情を認めつつ、徐々に、少しずつ置き換えていくこと」です。

「今のままじゃ駄目だ!」といって、スパルタ式に無理やり何とか改善しようとしても、どこかで精神的・感情的な反動が起こってしまい、元の木阿弥になってしまいます。

現にあなたも、過去にそうしたことを試したものの、何ともならなかったのではないでしょうか?

人間というものは、「そうしたくてたまらない行動」を止めるためには、知識を得るだけでは歯が立ちませんし、気合いや根性だけで簡単にどうにかなるものでもありません。

ほんの小さな変化を継続させながら、「気が付けば変わっていた」という風にしていくのが、最も成功率が高まるアプローチ方法です。

ですから今はいきなり理想的な解決を求めず、「これまでとは違った行動」を少しずつ取っていくことに取り組んでいきましょう。

5チキン利食い克服用のFXトレード手法(決済ルール)

それではここからは、チキン利食いをしてしまう悪い連想を「良い連想」に置き換えていくための、チキン利食い克服用のFXトレード手法(決済ルール)を解説していきます。

なお、エントリーと利食い目標の決め方については、現在のトレード手法をそのまま使ってもらって構いません。

1.あらかじめ注意しておいて欲しいこと

これから解説する決済ルールは、いわゆる「分割決済」と呼ばれる決済方法がベースになっています。

分割決済は、目標到達での一括決済に比べてどうしてもトータル利益が減少します。

その上、損切りは分割せずに一括決済しますので、1トレード当たりのリスクリワード比(利益と損失の比率)が悪くなることが避けられません。

ですので、利益を出そうと大きなポジションでトレードするようなことは決してせず、あくまでも、チキン利食いを克服するための「矯正ギプス」のようなものとして、この決済ルールを扱って下さい。

2.トレード手法(決済ルール)の具体的な詳細

具体的には次のような決済手法を用います。

チキン利食い克服用のFX決済ルール

  1. ポジションがわずかな含み益(例えば+5pips)になったら、そこでポジションの半分を決済する。
  2. 目標レートの半分までの間でチキン利食いをしたくなったら、ポジションの更に半分(当初の25%)を決済しても良い。
  3. 目標レートの半分まで到達したら、ポジションの更に半分(当初の12.5%)を決済する。
  4. 目標レートの少し手前まで到達したとき、チキン利食いをしたければ、残りのポジションのまた更に半分(当初の6.25%)を決済しても良い。
  5. 目標レートに到達したら、残りのポジションを全て決済する。

チキン利食い対策用決済ルール

このように、エントリーして含み益になったら、いたるところでチキン利食いをしていきます。チキン利食いを我慢したり否定したりせず、チキン利食いには敢えて抵抗しません。

むしろ「積極的にチキン利食いをしていく」といっても過言ではありません。

ご覧のようにポジションを細かく半分ずつ決済していく手法なので、実践する際には、1,000通貨以下の小さなロット数でトレードできるFX口座を使うことをおすすめします。

OANDA証券(オアンダ証券)のFX口座なら、わずか1通貨単位でトレードが可能なので、少額でルール通りの決済が可能です。
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この決済ルールは、チキン利食いをするポイント(レート)が原則的に明確になっているのが特徴です。

これらの決済ポイントが一種の“目盛り”の役割を果たすため、今まではただ感情的に漠然とチキン利食いをしていたのが、「こういう状況&値動きでチキン利食いをしたくなって決済した」という風に、“観察の目線”を伴ったものへと徐々に変わっていく効果があります。

そして、分割決済によって「チキン利食いをしたい感情」を部分的に満たしながら、同時に残りのポジションで「ホールドに慣れる体験」や「利を伸ばす成功体験」も積んでいけるわけです。

基本的な決済ルールは以上ですが、損切りや建値撤退のルールが絡んできますので、次にそれを解説していきます。

3.損切りと建値撤退のルール

エントリーに際しては、最初に目標レートと損切りラインを決めておくわけですが、エントリー後、まったく伸びずに逆行していった場合は、決めておいた損切りラインですべてのポジションを決済します。

つまり、初動から伸びなかった場合の損切りは、これまでの普通のトレードと同様です。

次に、ある程度の含み益になってから逆行してきた場合は、その時点のポジションの半分を建値撤退しても構いません。

チキン利食い対策用決済ルール2

レートが建値を行ったり来たりした場合、その度に建値決済をしても良いですが、当然その度にポジションは半分の半分、そのまた半分に……と減っていくことになります。

どれだけ建値撤退しても構いませんが、そのタイミング(建値レート)だけは必ず守って下さい。

その後、また含み益が増えていったら、先ほどの決済ルールに従って半分ずつ決済していきます。

途中でそれ以上ポジションを半分に出来なくなったら、その先はチキン利食いの決済はしません。

恐らくその時点では、とても小さなポジションになっているはずですから、ホールドし続ける心理的な負担は少なくなっているでしょう。

しかしそれでも苦しいという場合は、最初の内はその小さなポジションすらも決済(チキン利食い)しても構いません。

5.この決済手法を使うとどうなるのか?

チキン利食い克服用決済ルールの効果

この決済手法を使うと、値動きに応じて要所要所で決済(チキン利食い)をすることになります。

少し含み益が出たらすぐに利食い、反転してきたら建値でも決済し、ポジションはどんどん小さくなっていきます。とにかく無理な我慢は強いません。

しかし、わずかなサイズながらも、目標到達か損切りまでポジションは残り続けますので、かなりの時間、ポジションの推移(値動き)を見届けることが可能になります。

それは今までならば、「あのときチキン利食いしなければよかった……」という“後悔の眼差し”で見ていた値動きなのです。

ですから、わずかなポジションとはいえ、その値動きでポジションを持ち続ける体験が出来ることには大きな意義があります。

その結果、まとまった値幅の利益を得る体験や、一時的な調整のあとに訪れる“大きなレートの伸び”に乗れる体験などが出来るようになってきます。

そうした体験を重ねるうちに、徐々に「ポジションをルール通りにホールドしておいた方がいい」という記憶を得ることが出来て、その値動きによる連想が徐々に「良い連想」へと置き換わっていきます。

1.常に「ポジションの半分」を決済する理由とその効果

また同時に、こうして見届けているホールド中の値動きは、これまでなら「あのときチキン利食いをしておいて良かった」といって“安堵の気持ち”で見ていた値動きでもあります。

ですからホールド中に悪い連想が起きて、この安心感を求めてチキン利食いをしたくてたまらなくなるのではないか、と危惧するかもしれません。

しかしこの決済手法を使っていれば、値動きの中で何度か利食いや建値決済をしているはずですから、その中である程度の「決済しておいて良かった」という安堵の気持ちを感じながら、比較的ゆとりをもってホールドしていられるはずです。

そうした“ゆとり”を感じられる理由は、この決済手法の「常にポジションの半分を決済する」という部分にあります。

人間の脳は、何かを評価するとき、「絶対値」ではなく「相対的な変化量」に対して敏感に反応するように出来ています。

例えば、スーパーの食品売り場で「50%値引き」の商品を買うと、とても得した気分になると思いますが、値引きの金額自体はほんの数百円ほどでしかありません。

また反対に、銀行預金を少しずつ何度も引き出して使っていった場合、見かけ上は毎回残高に大きな変化が見られないため、実際には相当な金額が減ってしまっていても、なかなか問題に気づけなくなってしまいます(いわゆる“茹でガエル”状態)。

このような心理的傾向があるため、それが例え小さなポジションサイズだったとしても、一気に半分決済することによって、「半分決済できた」という大きな満足感を得ることが出来ます。

こうした満足感が背景になって、「もうある程度の利食いが出来ているから」という形での気持ちの“ゆとり”が生まれてくるわけです。

エントリー早々、まず+5pipsのところでチキン利食いをしておくルールになっているのも、こうした“ゆとり”の気持ちを早い段階で得ておくためです。

2.「やれ」と言われたチキン利食いを、やりたくなくなってくる

この決済手法を実践すると分かりますが、トレード中とても頻繁にチキン利食いを促されます。

最初の内は、「ラッキー」「助かる」「有難い」といった感情になるでしょう。しかしこの決済ルールで何度もトレードを繰り返している内に、徐々に変化が見られるようになってきます。

「別にここでは利食いしなくてもいいんだけど……」

そんな風に、「はいどうぞ」と言われても「別にいいです」という気持ちになる、そんな場面が少しずつ出てくるのです。

これは、それまでならチキン利食いをせずには居られなかった値動き(トリガー)に対して、新たな連想が生まれ始めたことを示しています(「良い連想」に置き換わり始めた)。

今までは「チキン利食いを求める感情」が引き起こされる原因だった値動きが、新たに「豊かな果実への道しるべを一つ通過した」という認識を呼び起こすサインへと、徐々に変化し始めたということです。

そうなってきたら、どうぞそのままホールドを続けて下さい。

すると、この決済ルールではそれまでほとんど手元に残らなかった利益が、徐々に増加していくことに気づくはずです。

そして、いずれ近い将来「FXでチキン利食いをするのは得ではない」というシンプルな結論を、実感をもって受け入れられ、それが行動にも反映されていくことでしょう。

7.チキン利食いの理由・原因と克服方法~まとめ

“連想”という心理的な仕組みによって、過去の特定の値動きがきっかけ(引き金)となって「チキン利食いでメリットを得た記憶」が呼び起こされ、激しい感情に揺さぶられてチキン利食いをしてしまいます。

FXでチキン利食いをしないようにするためには、そのような「悪い連想」を「良い連想」に置き換えていく必要があります。

そのためには、チキン利食いの引き金になっていた状況(値動き)になったら、これまでとは違ったトレード行動を取って、これまでとは異なる体験(記憶)を得ていくようにします。

具体的な克服方法として、「チキン利食い克服用のFX決済手法」を活用して下さい。

分割決済によって「チキン利食いをしたい感情」を部分的に満たしながら、同時に、残りのポジションで「ホールドに慣れる体験」や「利を伸ばす成功体験」も積んでいき、徐々に「良い連想」へと置き換えていきましょう。

FXのメンタルの課題を克服する際には、焦りは禁物です。

チキン利食い(下手な利食い)の克服は、FXの収益改善に直結する課題のひとつですので、しっかりと対策を進めていって下さい。

以上、『チキン利食い』とは?FX対策用の分割決済ルールを解説──についてお伝えしました。

もし記事が気に入ったら購読者になって以上トレタカでした

月末に退場者が多い理由!


退場者の多くは月末です。その理由の1つはロンドンフィキシングに伴うリバランス巻き込まれた可能性があります。もちろんしっかりとした損切りができていたら損失は最少ですが。リバランスとは機関投資家や年金積み立金管理運用独立行政法人(GPIF)などの大口が複数の資産や債券に分散投資するポートフォリオ運用において資産の再配分をリバランスといいます。時間経過とともに例えば国内株が20%上がり海外債券が20%下がったとするとその時点での2つの比率が国内株60%海外債券40%になります。そこで国内株を10%売却して海外債券を10%購入することで当初の配分比率にするわけです。もしそのバランスが崩れていたら大口はロンドンフィキシング(東京で言えば仲値にあたる)に必ずリバランスをします。なぜなら大口はこれらのバランスを月末ごとに調整する事が決められているからです。いきなり値動きが変わる事があるので月末は注意が必要です。 いつも皆さまのトレードが上手くいく事を願っています。

トレタカより

トレードで使える10個の心理学!

・FXで必要な心理学ってなに?

・どうして勝てないか知りたい!

・メンタルを克服して勝てるトレーダーになりたい!

そんな風に心理学について興味を抱いてる方は多いのではないでしょうか?

投資心理というのは、投資をする時に起こる「人間の心理の動き」のことを言います。

FXトレードのような勝か負けるか分からない不確実性の高い世界では、常に心理戦が繰り広げられます。

そのため、心理戦に弱い人はそのプレッシャーに耐えきれず、FXの世界から退場する人も少なくありません。

ただ、本気でFXで勝ちたいなら、FXトレーダー達の投資心理とは何なのか理解しておくことが必須です。

そこで今回は、FXの心理学から10個の行動心理学について、詳しく解説するのでそれらとトレード中の自分を比べてみて、自分は今どの状態になっているのか客観的に考えて下さい。

 

 

目次

 

 


1プロスペクト理論

 

プロスペクト理論とは行動経済学の代表的な理論です。

これについては以前の記事に詳しく書いてあるのでざっくりと説明します。

人間は損失により受けた精神的ダメージは、その2倍以上による幸福感でなければ、相殺されない」という心理効果です。

そして、人間は利益を得る場面では、確実に手に入れられることを優先してしまい、反対に損失を被る場面では最大限に回避してしまうのです。

例として

・少額の利益で利確してしまう

・損失はずっと持ち続けてしまう・損失よりも利益を優先してしまう

という心理です。

簡単に言うと

チキン利確して

損切りがいつまでもできない事です。

2サンクコスト効果

サンクコストとは「すでに支払ったコストを取り返そうとする心理効果です」

・今日はあと2万円稼ぎたい!

・マイナスで終わりたくない!

・マイナス分を取り返したい!

このような心理状態です。

例えばトレードで一日3万円稼ぐとノルマを決めていたけど直近のトレードで3万円のマイナスだとします。すると、この感情が働き今日はあと「6万円稼がなければいけない」「せめて負け分だけでも回収したい」とコストを取り返そうとします。こうなると冷静な判断ができず、無茶なトレードをしがちになりどんどん泥沼はまっていくケースがよくあります

3バンドワゴン効果

バンドワゴンとは大衆と同じ行動をする事や、外部的要因から他人の影響を受けて、自分が思ってもない行動をしてしまうことです。

つまりバンドワゴン効果とは「大衆が持っているものを自分も欲しい、流行りに乗り遅れたくない」といった心理効果です。

・みんなが買っているから買う

・みんなが並んでいるから並ぶ

・みんなが同じ意見だから賛成

という心理になります。

例えばツイッタードル円はもっと上がる買っておけば問題ないなどとインフルエンサー機関投資家が、書き込んだとします。するとそれを真に受けてそれだけを根拠にすると必ず痛い目をいずれ見ます。ですからSNSなどを根拠にしたトレードには何の優位性もないことを考えて下さい。

しかし、反面、チャートでは話しは違います。チャートで徐々に相場が上がっているのならばそれは事実でトレンドになっています。

押し目買い、戻り売りなどの手法を駆使して大いに稼いで下さい。

いつも、自分は自分という気持ちでいて下さい。

4ギャンブルの誤謬

ギャンブルの誤謬とは、その確率が2分の1だとしても、主観によって誤った思い込みをしてしまう心理現象です。

具体的には、コインの裏と表で例えられることが多いです。

例えば5回連続で表が出てると、これだけ連続して表が出たから次は裏が出る可能性が高い?と思い込んでしまうのです。

本来コインは表と、裏で確率は毎回2分の1です。

長い期間投げる続けると2分の1に収束しますが。

トレードに例えると、相場は上がるか?下がるか?だけなので、テクニカルやファンダメンタルを考慮せずにトレードをすれば2分の1の確率で勝敗がが決まります。

ですが、相場か上がり続けていくと、「そろそろ下がるのではないか?」といった主観が入ります。

これこそがギャンブルの誤謬です。なぜなら、相場は上がるか?下がるか?2分の1の可能性なので、「そろそろ下がるのでは?」というお考えは誤った判断です。

相場は不確実性が高く想定外のことばかり起こります。

相場にそろそろはありません。含み損の時もそうです。

そろそろ戻るだろうと考えるのは危険です。

5プライミング効果

ライミング効果とは、前もって見聞きした情報が、次の意思決定時に判断や行動に影響を与えることを指します。

つまり、先に得た情報を元に、自分の頭が無意識のうちに連想してしまい、意思決定をしてしまうのです。

一般的には自分の意識や判断は意識的に決めていると思われています。

しかし、実際は「意識のうち9割が無意識である」という研究結果が出ています。

健在意識が働かないところで、潜在意識により意思決定がされているのです。

例えばどこかのニュースでFRBが近々利上げする可能性が高いとリリースしたとします。すると利上げするならドル円は「上がるだろう」と無意識に判断をします。そしてどうせ上がるなら今のうち仕込んでおこうなどと考えてしまいます。人間は単純な生き物です。事前に知った情報ほどその後の判断に影響します。

相場に絶対はありません。

得た情報が確定してからでも遅くはありません。

確実になってから売買をしましょう

6認知的不協和理論

認知的不協和とは自分が思っている考えや行動の矛盾によって生じる不安や不快感のことを指します。

そして人間は不快感を無くしたいので自分が考えている矛盾した環境から逃げる為にそれを解消する行動をします。

とはいえ、人間は頭では考えと行動が矛盾していると分かっていても、なかなか行動をを変えられない生き物です。それにメンタルに大きなプレッシャーがかかっていると、冷静な判断ができず、泥沼にハマってしまいます。

例えはあなたがドル円をロングしていたとします。残念ながら下がってしまいました。

その時あなたはどう考えますか?

・事実を受け入れて損切りする

損切りラインを下げて上がるのを待つ。

損切りラインを解除してナンピンする。

どれかを撰ばなければいけないとすると人間は矛盾(ここでは逆行)を受け入れることが困難になり危険な状態にも関わらず自分に都合がいい解釈をしてしまい、しなければならない行動をせずに考え自体を変えてしまうのです。

結果ナンピンをしたり損切りできず、あるはずがない上がる根拠を探してしまい結果的に認知的不協和の影響から判断、決断が遅れてしまい、最終的に一回のトレードで大きな損失をを出してしまいます。

7大衆心理

大衆心理とは、自分の意見があったとしても、その他大勢の意見に流されてしまう心理現象です。

大衆の、意見が間違っていたとしても、周りに合わせることで安心安全を感じるため、つい、大衆の意見に流されてしまうのです。

よく「赤信号みんなで渡れば恐くない」などと言われますが特に日本人は集団の心理に流されやすい人が多いです。

トレーダーは非常識者が勝ちます。(相場での中だけでは)

FXで利益をを出すには大衆心理を、読む事が勝てるコツです。しかし、モニターでは大衆心理は聞けません。

そのためのチャートです。

チャートをずっと見ていると大衆心理が見えてきます。

価格は上がるべくして上がり下がるべくして下がります。

大衆心理を出し抜くのがトレーダーの仕事です。

8アニマルスプリット

アニマルスプリットとは、「必ずしも理性や計算に服さない動物的な感情」を指します。

例えばFXの場合、「今これをロングすれば将来これだけ儲けられるかもしれない」などとした考えです。

要するに捕らぬ狸の皮算用です。

・将来は誰にも予測できない

・チャートは誰にも分からないし、かもしれないはただの幻想です。

動物的な感情は全く意味がありません。

つまり根拠がないにも関わらず「次は上がるだろう」と期待をいだいているのはただの

幻想でギャンブルと同じです。

トレードで感情は必要ありません。根拠を積み重ねて期待値を最高まで上げて始めてトレードができます。逆行しても無感情に損切りするのがトレーダーです。トレードは機械作業です。

9ヒューリスティック

ヒューリスティックスとは自分の成功体験や失敗体験をもとにして、決断をしたがる心理のことをいいます。

FXトレードでの売買判断は大抵の人は無意識に自分の経験則を参考にトレードをしています。そのため成功体験が少ないと、失敗体験に引っ張られ、さらに失敗してしまう傾向があります。

なので、トレード以外も何事も初めは失敗ばかりでそこから学び徐々に成功体験が増えて上手くいくようになります。

ですからエントリーする前に自分トレーダーの癖、負けパターンを考えて何度もこれでいいのかを考えてエントリーしましょう。そして取引を、ノートなどに書き留めておき可視化して何がダメで何が良かったかを把握することでPDCAを高速で回すことができ飛躍的に成長するでしょう。

失敗してもそれを二度とやらなければいずれ失敗することがなくなります。100%のトレードはほとんどありません。

ただ勝だけでは駄目です。それは地合いが良かっただけかもしれないからです。

必ずノートを書いて改善すればいずれ勝ちに繋がります。

10アンカリング効果

アンカリング効果とは1番初めに提示された数字や条件が規準となり、その後の判断でも無意識に左右されてしまう現象です。

船が一旦錨(アンカー)を下ろすと、そこから身動きができなくなることから由来してます。

例えばFXの場合では始めに経済ニュースや有名アナリストが提示した為替相場レートなどに影響されてしまいます。

今週のドル円の動きは「139~142円の間を行ったり来たりする」という予想が出たとします。そうなると、「139円まで下がったら買いを入れればいいか」という判断になりがちです。ただチャートは不確実性の塊です。誰にもわかりません。

特に初心者さんはツイッターのフォロワー数さんが多い方の真似をしがちです。

それをやっているうちは絶対に成長しません。全て自責でトレードをしましょう。

以上トレタカでした。

いつも貴方のトレードの成功を願っています。😀

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あなたの適正ロットの決め方。

結構前に資金管理の記事で少し書きましたが今回は適正ロットの計算式に特化して書きます。

これをぱっぱと言えなく適当に低ロットだから大丈夫!ダウが崩れて無い所なのに損切り20ピップス固定だから大丈夫!と考えているなら機会損失になるかもしれないし危ないかもしれないのでこれを機会にチャチャチャっと覚えてしまいましょう。逆にこれさえ覚えれば退場の確率は格段に減り結果的に収益も上がります。

では

基本の計算式から

許容損失÷損切り幅=ロット

です。

初めに許容損失ですが、分かりやすいように例えばご自身が100万円あるとして、一回のトレードでの最大許容損失が2%なら2万円ですね

個人的な意見ですが最大でも2%をお勧めします。

そして損切り幅ですが

まずドル円、クロス円についてです。

例えばあなたが損切りを20ピップスに決めたら。

136.⑤00

140.⑦00

126.②00

と小数点の右の〇の数字の位が数十ピップスの位です。

すると損切り幅20ピップスなら計算式の損切り幅に0.2と入れます。

すると計算式は

20,000÷0.2=100,000

になました。が!10万ロットではありません。これは10万通貨なので

ご自身が使っている会社の1ロットでこれを割って下さい。

1ロットが1万なら10万割る1で10ロット、10万なら1ロットです。損切り幅が100ピップスなら損切り幅1で割ってさらにご自身の会社の1ロットで割って下さい。

ここまでは分かりやすいですね。

次はドルストです。

記事を書いてる時点でのポンドルの価格で説明します。

1.24⑧14なのですが一番右の4は1ピップス以下なので無視で。

小数点以下3つ目の⑧の位が数10ピップスの位なので先ほどと同じ20,000の許容損失、損切り幅20ピップスで計算してみましょう。

ここでの損切り幅は0.002になります。ここでこんがらがる方がいますが点の位置は違いますが桁自体は変わってないのですね。

クロス円でもドルストでも左から4番目が10ピップスの位なんですね。

クロス円の10ピップスは

135.②58の2ですね。

続けます。

ここで損切り幅が0.002と出たので計算式に当てはめます

先ほどの

許容損失で

20,000÷0.002=10,000,000になりますがそんな訳はありません。

これはドルストなのでその時点のドル円の価格で割ります

今時点で137円なので

10,000,000÷137=72,992になります。ここでまたあなたの使っている会社の1ロットの通貨で割って下さい。

1ロット10万通貨なら0.72になります。

次はその他です。

例えばポンドオージーです。

今1.87440です。

これもドルストと同じで左から4番目が10ピップスの位です。

ので考え方はドルストと同じですが、決済通貨(右の通貨)がオージーなので円に換算しなければいけないのでその時点のドル円で割るようにオージー円の価格で割ります。

正直言ってこれをぱぱっと出来るアプリはあります。

それでは何故話すかと言うと

例えばポンドオージーをポジたとします。これを知っていればオージー円も気しないといけないのが分かります。

ですから円が何らかの理由で強くなったり弱くなったら関係がなくチャートに変化は無いポンドオージーの損益に影響が直に出ます。

今日はこの辺で。

トレタカでした。👋

 

 

Wトップ・ボトム簡単攻略法!

こんな右上がりのWトップ(V)を見つけたら、ざっくりとこんな感じにトレンドラインを引いてみて下さい。

教科書通りにだと上の赤の水平線を抜けたらショートですが、それだと少し遅いので、まずWトップを作った上に青色トレンドラインを引き、ネックライン、押し目にバンバンとコピペしときます。(水色)

白のMAは200なのでとりあえず目線は下と分かります。

赤は20MAです。

これは出来てるチャートなのでWトップが出来た時はまだ 20MAはここまで出来てないし適当に引っ張ってきてるチャートなのその辺は許して下さい🙏

そして一番上の水色のラインまで価格が来るのを待ちます。抜けると次のラインまで行く確率が高いので抜けて足が確定したらショート

また次の水色を超えたらショート。でも3番目のショートをしたら黄色のボックスになりました。でも、ここが耐え時です。下降からのボックス

これは調整なので再度下降する確率が高いので損切りにならない限り握っています。

(ダウ理論が崩れない限り)

さらに少し見にくいですが、黄色のボックスの下限に赤い水平線を引くと左の黄色の丸の所にピッタリなので、そこを抜けたらショート。

願わくば最終ターゲットは最安値を付けた黄色のラインです。祈りましょう😀

よく見と分かりますが黄色のボックスを抜けたらブレイクしてるので下がってます。ここまでくるとかなりMAが出来てるので、

MAの角度と足との距離、位置で、握るかどこで利確するか判断して下さい。

このチャート4時間足ですが

必ず1時間足以上で判断して下さい。

さらにMTF分析、日足などの上位足のサポレジも確認して下さいね。

今ショートをここでとか書きましたが実はこれでピラミッティングが漏れなく出来ますよ。

ピラミッティングの記事も合わせて読んでみて下さいね。

Wボトムは逆です。

ただし、このチャートは下降に転換して右肩上がりのVなのでこれが右下がりのVだと意味が違ってくるので。注意して下さい。

出来るなら大衆心理心理やらどこで損切り貯まってるやら書きたいですが、余りにも記事が長くなり、読むのがかったるいので今日はこの辺で。

以上 トレタカでした😀

またね👋

tourr

 

 

トレンドラインの角度でトレンドの強さを分析する方法&戦略 !

トレンドラインの角度でトレンドの強さを分析する方法&戦略 4つのパターンに分類】

ラインを引いたとき、その角度を意識していますか?

もし角度分析をしていない方は、この記事を読めばチャートの読解力を高めることができます! 

トレンドラインの角度(傾き)は、次のようなトレンドに関する多くの情報を与えてくれます。

トレンドの強さトレンドの継続性

トレンドラインをブレイクアウトしたときの、インパクトの大きさ

 

そこで今回は、トレンドライン角度(トレンドの傾き)を4つのパターンに分け、それぞれの角度でのトレンドの強さや特徴、注意点を解説します。

1トレンドラインの角度5°~30°

2レンドラインの角度30°~50°

3レンドラインの角度50°~65°

4レンドラインの角度50°~85°

1.トレンドラインの角度:5°~30°

 特徴1

勢いが弱いトレンドであり、トレンドが継続しにくいです。

押し・戻しで力強く反発しにくく、押し目買い・戻り売りのエントリー時に価格の方向感のない上下動に巻き込まれ、損切りに遭うことが多いです。

利益を大きく伸ばしにくいため、リスクリワードレシオが低いトレードになりやすく、順張りトレードは控えめにするのがベターです。 

特に5°~15°の傾きでは、トレンドと認識されにくく、トレンドとして扱わないほうが良いです。

特徴2

角度5°~30°のトレンドラインは、レジサポラインとして弱く、簡単にブレイクアウトされやすいです。

そのためトレンド時の押し目買い・戻り売りに使うのは、ダマシが多いためおすすめできません

また、トレンドラインのブレイクアウトではブレイク方向に大きく伸びにくいです。

ブレイクアウトするとトレンドが発生せず、もみ合い相場に移行する傾向があります。

 

私の場合、角度5°~30°のトレンドラインでは、ブレイクアウト手法のトレードは見送るようにしています。

 

 

特徴3

昇トレンドでの角度5°~30°のトレンドラインはトレンドを維持するのが難しく、ラインが破られるとトレンドに理想の角度30°~50°のトレンドラインに修正されます。

2.トレンドラインの角度:30°~50°

特徴1

角度30°~50°のトレンドは安定しており、順張り(押し目買い・戻り売り)に最適です。

押し・戻しは、フィボナッチ・リトレースメント50%61.8%の深さで反発する傾向があります。

特徴2

角度30°~50°のトレンドラインを引けるトレンドは注目度が高く、上昇トレンドの場合トレンドライン上では押し目買いが集中し、ラインをブレイクアウトするとブレイクアウトトレーダーによる売りが殺到します。

トレンドラインを使ったブレイクアウト手法で、勝率を上げたい(=ダマシを避けたい)場合は、

トレンドラインの角度が30°~50°のときのみ、ブレイクアウトエントリーOK』という条件を、手法のルールに加えるのもよいと思います。

 特徴3

45度の角度が理論上理想的です。

価格が時間と完全に均衡を維持して、上昇(下降)しており、トレンドが継続しやすいです。

 3.トレンドラインの角度:50°~65°

特徴1

トレンドの勢いが強く、浅い押し目(戻り)をつけて上昇(下降)します。

押しや戻しでは、フィボナッチ・リトレースメント23.6%38.2%で反発することが多いです。

そのため、トレンドラインとフィボナッチ23.6%や38.2%が重なるポイントが、押し目買い・戻り売りを仕掛ける候補になります。

特徴2

レンジやトライアングルパターンのブレイクアウトは勢いが強く、50°~65°の角度で上昇・下降することが多いです。

逆に、ブレイクアウトしても上昇(下降)角度が5°~30°の場合は、ブレイクアウトの勢いが弱くダマシの可能性が高いので注意しましょう!

 

4.トレンドラインの角度:65°~85°

 

特徴1 

ブレイクアウトや価格の急上昇・急落時に見られる角度です。

価格の上昇(下降)角度が急すぎるため、ブレイクアウトやトレンドが継続しにくいです。

65°~85°の急角度のブレイクアウトは、30°~65°の角度に比べブレイクアウトの成功率が低いので、できればエントリーを見送るようにしましょう。

特徴2

角度65°~85°での急騰・急落は、その反動で大きな戻しが発生しやすいです。

そのため、相場が大きく動いたからといって順張りを仕掛けるのは危険。相場の揺り戻しを狙った逆張りを仕掛けるのが有効です

レンドラインの角度でトレンドの強さを分析する方法&戦略

でした😊

ピラミッティングで資金を増やすには!


今回は、FXにおいて収益最大化の為の手法「ピラミッティング」について解説します。

ピラミッティングは非常に難易度が高い手法なのでリスクが伴いますが、もし身に付けることができれば通常のトレードでは考えられないような利益を出すことができます。スーパートレーダーの多くがこのピラミッティングによって莫大な利益を得ています。しかしながら、通常のトレードで安定的に勝ち続けられる実力がない人がこのピラミッティング手法を実行したとしてもより損失を大きくするだけですので、まずは安定して利益を積み重ね続けられる技術を身に付けることが先決です。逆に言うと、通常のトレードで安定的に勝ち続けられる実力がある方はこのピラミッティングに積極的に活用すべきです。

上手くいけば爆発的に資産を増やすことができるでしょう。

ピラミッティングとは?

ピラミッティングとは、主にトレンドが出ている時に用いられる手法で、保有ポジションに利益が乗り始めたらそのトレンドが続く限りどんどん買い増し(or売り増し)を行い、保有ポジションをピラミッドのように積み増していくことを言います。

増し玉とも言われます

例えばアップトレンド中、

1回目のエントリーは10ロット

2回目のエントリーは押し目買いで5ロット

3回目のエントリーも押し目買いで2ロット

という感じでポジションを積み増していき、最初にエントリーした1ポジションだけで終わらず、含み益のあるポジションを維持したまま新しいポジションを追加していきます。

通常のトレードであればエントリーしたら損切りを入れて終わりですが

ピラミッティングの場合トレンドが続く限りドンドン買い増ししていきます。

保有ポジションが増えるので上手くいけば1ポジションの場合に比べてかなり大きな利益を上げることができますが、ピラミッティングを行う場所やタイミング等を間違えてしまうと損失が大きくなるリスクがあり大変難易度が高い手法です。

ピラミティングの種類

ピラミッティングは大きく分けて3種類あり、それぞれに特徴があります。

1スケールダウンピラミッティン

2逆ピラミッティング

3イコールポジション、ピラミッティング

の3種類です。

1スケールダウンピラミッティン

ピラミッティングの中でも最もオーソドックスなものが、このスケールダウンピラミッティングです。

スケールダウンピラミッティングは、

  • 1回目のエントリー:10ロット
  • 2回目のエントリー:6ロット
  • 3回目のエントリー:4ロット
  • 4回目のエントリー:2ロット

といった感じで最初のポジションから回数を経るごとに徐々にロット数を減らしていく手法です。

トレンドの後半になればなるほどトレンド転換の可能性が出てくるので、トレンド後半で積み増したポジションほど損切になるリスクが高くなります。

ですから、このリスクを抑えるために徐々にロット数を落としていくスケールダウンピラミッティングが個人的には最も効果的かつ安全だと思います。

2逆ピラミッティング

これは先ほどのスケールダウンピラミッティングと全くの真逆で、

  • 1回目のエントリー:1ロット
  • 2回目のエントリー:4ロット
  • 3回目のエントリー:6ロット
  • 4回目のエントリー:10ロット

といった感じで最初のポジションから回数を経るごとに徐々にロット数を増やしていく手法です。

この逆ピラミッティングのメリットは、最初のエントリーのロット数を少なくすることで自分の判断が本当に正しいのかどうかを小さなリスクで確認できるということです。

ですので、もし思惑方向にレートが進まず損切りにかかってしまった場合でも損失金額を少なくすることができ、あまり痛手を負わずに撤退することができます。

もしエントリー後に思惑方向にレートが進んだ場合は自分の判断が正しかったということになるので、確信を得ながらポジションを追加していくことができます。

しかしこの逆ピラミッティングは個人的にはお勧めしません。

確かに最初のリスクを最小限に抑えることはできますが、トレンドの後半になるほどトレンド転換の可能性が高くなるので後から追加するポジションが損切りになる確率は上がります。

つまり、この逆ピラミッティングは1回目・2回目のポジションの含み益を3回目によって全て飛ばしてしまう可能性が非常に高く、かなり難易度の高い手法となります。

含み益を飛ばすだけだったらよいですが、場合によっては巨大な損失を抱えてしまうかもしれません

3イコールポジション、ピラミッティング

イコールポジションピラミッティングは、スケールダウンピラミッティングと逆ピラミッティングの中間に位置する手法です。

イコールポジションという名前の通り、

  • 1回目のエントリー:2ロット
  • 2回目のエントリー:2ロット
  • 3回目のエントリー:2ロット
  • 4回目のエントリー:2ロット

といった感じで最初にエントリーしたロット数と同じロット数を積み増していきます。

このイコールポジションピラミッティングは、毎回同じロット数でエントリーしていくので単純に分かりやすいというのと、トレンドに乗れた時の利益はスケールダウンピラミッティングよりも大きくなるというメリットがあります。

その反面、損切りにかかりやすいトレンド後半のポジションのロット数も大きいので利確や積み増すポイントを間違えると大きな損失を被ってしまうリスクがあります。

 

以上、3種類のピラミッティングの解説でした😊

先ほども少しお伝えしましたが、個人的にはスケールダウンピラミッティングをお薦めします。

理由はトレンドの後半になればなるほどトレンド転換の可能性が高くなるため、トレンドの終盤で積みましたポジションほど損切になる確率が高くなるからです。

ですからトレンドの後半になるにつれてロット数を落としていくスケールダウンピラミッティングが最もリスクが低く、それでいて利益の最大化を狙える手法だと考えています。

トレタカより。

TO URR

シンプルな手法は難しいけど必要な考え方

シンプルは難しい

一見すごくシンプルなのに勝ち続ける手法は、実は めちゃくちゃ考え尽くされて一切の無駄が無くブラッシュアップされています。 例えば、あれこれインジを使ったりする手法は(決してインジ自体は悪くはありません)一見勝てそうですが、 実際はインジが多い故に判断に迷いが出ます。

あれやこれやインジや考えを付け加えるのは簡単なので誰にでも出来るし勝てる錯覚に陥ります。しかし 減らすのはトレードの本質を理解してないと出来ないからスーパー難しい。 減らすことは恐怖とも言える難しい作業。

減らしてもメンタルに影響が出ず、 満足出来る利益をキープしつつ、 誰にでも簡単に説明でき、過剰な説明が必要なくて、一度体得したら様々な相場に対応でき自分のオリジナルで永きに渡って効果を発揮できる。 そんなシンプルなトレードをいつも心掛けています。何故なら、僕は昔インジ頼りで色々やって惨敗してこの考え方は駄目だと思い、それからは考え方を変えトレードに真摯に向き合い、本質を追究しようと考え始めてから利益が出始めたからです。
今もし、色々インジやら複雑に考えて結果が出ないで悩んでいるのならば、一度ゼロベースで、まず本質を考え、何が必要で、何が不必要かを考えるシンプルな考えもお薦めします。答のヒントはいつも貴方の目の前のチャートに出てます。それを見つけられるか見過ごすかは貴方次第です。
いつも貴方のトレードが上手く行くように祈ってます。
トレタカより😀